たすかり体操 第一

ひとりにして、ひとりにしないで

好き(かもしれない)な人がいる(かもしれない)こと

私はきちんと人と付き合ったことがありません。

 

きちんとでなければあるとかそういう話ではなくて、

付き合う手前でうまくいかなかった人、

お断りした人、

2週間くらいで別れた人…

といった具合なわけです。

 

てなことで、今日は恋愛の話をしようと思います。

 

ただ、色恋にまつわる話というのは人の興味を惹く一方で、

 嫌悪感を抱くかたもいらっしゃると思うので、

最初におことわりをしておきます。

今日は一応、恋愛の話です。

 

 

さて。

 

今日知ったのですが、

最近気になっていたあの人には、

デートに誘った相手がいるらしいです。

撃沈。

最初から可能性なんかなくて、

話せたらちょっとうれしいと思える相手がいることが幸せ、みたいな

回りくどい説明の要る相手だったので

いつそういうことを知ってもおかしくはなかったのですけれど。

 

そして、私が今お断りしたいお相手からはもう一撃頂きました。

頑張って誘ってくださっている。

あなたとは遊びにいきませんとでも言えばいいのか。

ずるずる引き延ばしてはいけないし、

関係を壊さないように穏便にいきたいのだけど。

 慣れていないから、

こういう時の確実な断り方がわからない。

 

 

で、こういうこと言うのは健全じゃないかもしれないけど、

応えられない(または応えきれない)から好きになられても困る…

と思って接していると、

だんだんその気持ちが嫌悪感に変わってきてしまって

仲良くしていたかった相手のこと、だんだん嫌いになってしまう。

2週間で別れた時もそうだった。

私の心に問題があるのかもしれないけど、

とにかくそういう気持ちになってしまうのだ。

今回はそんな心配をすることがないようにと焦っている。

 

好きになってもらっている状態って、

相手と距離を取らなければということばかり考えて

ほんとに窮屈で苦しい。

はっきり断ってるつもりでもそうできてない私が悪いのか、

わからないけど、ほんとにつらい。

 

 

私だって愛されたいけど、

もっと切実な願いとしていまは自由でいたくて

好きでいてくれる人のことも、

その自由を奪う人、みたいな認識になっていってしまう。

ごめんなさい、なんかすごく変なことを言っているかもしれない。

これはほんとうにはじめてはっきり言葉のかたちにしている感情なので

自分でもすごく不安。

 

でもとにかく、

私は自分から相手を好きにならない限り幸せになれないし、

中途半端なことは絶対にしちゃいけないってことをここ数年で学んだ。

 

その結果、私には結局

「ちょっと話せただけでうれしい相手」がいて

その人のことをときどき思い出すような恋愛が向いているということになる。

それを恋愛と呼ぶならの話だけど。

 

まあでもその「ちょっと話せただけでうれしい相手」には別の想い人がいたんですね。

ああ、そんなもんです、人生。

私は、彼の二重幅と、話を聞くときにうんうんってうなずいてくれるところが好きなので、それでいいです。

そして時々私の(おともだちアカウントでの)くだらないつぶやきにいいねをくれればそれで。

自分でもくだらなくて笑っちゃうな。

 

 

 私にとっての恋愛は、タイトルみたいなもので十分なのだと思います。

だって、都会のカレー屋さんにひとりで突撃したり

喫茶店で本を読んでるときの方が楽しいなら、

無理して相手を探すことないじゃないですか。

 

そうじゃない相手が見つかるまで、

私は馬鹿な真似はしないようにしようと思うのです。

ひとも自分もできるだけ傷つけないように。

 

いつまでもお子ちゃまでいることに嫌気がさすこともあるし、

「普通」のことができない自分に落ち込むこともあるけれど、

それも「どう断ろう」って考えている時のつらさに比べたらまし。

何千倍も。

 

そんなことを考えている。